学校には職員会議、分掌部会、学年会など多様な会議があります。
学校の教育課程は予め決まっています。
そもそも会議で議論することはほとんどないのです。
学校の非効率的な会議を断捨離して、働き方改革につなげましょう。
会議は「A」か「A’」
運動会も保護者会も卒業式も、学校の教育活動の内容は予め決まっています。
ゼロの状態からの企画はありません。
学校での会議は、一本化された案の「説明・周知」か「その修正」をするだけでいいはずです。
「A案」「B案」「C案」のどれがよいかの議論もありません。
会議の役割は、原案「A案」の周知か、その修正をした「A’案」の確認かだけです。
会議は「A」か「A’」なのです。
分掌主任の役割は確かな「A」を作ること
分掌主任は確かな「A」を作ることが重要です。次がポイントです。
・新年度計画で決まっている内容の確認
・役割分担表、当日までのスケジュールなど細部の決定
・前年度から変更した点、留意事項の明確化
確かな「A」にするためには、上記の内容をきっちり詰めることが重要です。
職員会議よりも重要なことは事前調整
確かな「A」という実施案にするために、全体に周知する前に関係者に調整することが重要です。
当日までの日程に無理はないかを教務主任に確認します。
重要な役割を担う教員には、個別にその内容を伝えておきます。
管理職にこの実施案でよいかを確認しておきます。
大企業と違い、学校は同じ部屋で全教員が執務します。
連絡調整はいつでもできる状況なのです。
まとめ
旧文化の学校では、何でも職員会議に提案して議論していました。
形としては民主的なようですが、時間のロスが多かったです。
各分掌組織が確かな「A」となった原案を出せば、全体では議論など必要ありません。
気付いた点の修正のみでよいのです。
これからの学校は、もっと機動力のある組織運営を行って、働き方改革を前進させましょう。
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