【一人一台端末の課題】ちゃんと読まない子が増えている!

全校朝会の話

「これはまずいぞ」と現場の心ある教員は気づいています。
日本全国で一人一台端末が実現して数年経ちます。
漫然とPC画面を眺めているだけで、そこから適切に情報を得ていない子どもたちが多いです。
全校朝会でPCを使うときにも大事なことは「読むこと」という講話をしました。

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皆さん、誰でも勉強ができる賢い子になりたいと思っていますよね。
賢い子になるには、いくつかのコツがあります。
そのうちで一番大事なコツについてお話します。
それは、よく分からなかったり間違えたりしたときに、書いてあることをゆっくりとちゃんと読むことです。
何を読むのか。
先ずは、もう一度問題をゆっくりとちゃんと読むのです。
2回3回と読むのです。
そうすると「あっ!」と大事なことに気が付いて理解できることがあります。
また、ヒントや解説のような説明も、ゆっくりとちゃんと読むようにします。
それも、2回3回と読むのです。
そうすると、自分の力で間違いに気付けます。
皆さんは、分からなかったり間違えたりしたときに、がっかりしたり、ぽおっとしたりして、ちゃんと読む元気がなくなっている場合が多いです。
そうなると、頭の働きがストップしてしまいます。
これから、eライブラリのようにパソコンを使って、自分で勉強することも増えます。
パソコンを使うときに、よく読まないでパラパラと、すぐに他の画面に行こうとする癖のある子がいます。
それでは、いつまでたっても賢くなれません。
パソコンを使うときにも、大事なことは「ちゃんと読むこと」です。
分からない時や間違ったときに、ガッカリしていないで、元気を出してちゃんと読み込む。
それが、賢くなるためのコツです。

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