相手に届いてこそ挨拶

全校朝会の話

私の学校でも「あいさつ週間」がありました。
元気よく挨拶できる子が多かったです。
挨拶は「したか、しなかったか」ではなく「相手に届ける心」が大切です。
そんなデリカシーの持ち主になってほしいと願って、次のようなお話をしました。
コロナ渦の最中だったので、マスクをしてる時の挨拶についてのお話です。

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毎日、上手に挨拶ができていますか。
今は、マスクで顔の下半分は隠れています。
校帽を被っているときには、もう目元しか出ていません。
だから、「おはようございます」と口で言っていても、挨拶が相手に全然届いていないときがあるのです。
自分は挨拶していても、相手に届いていなくて、相手を残念な気持ちにさせてしまうことがあります。

マスクを着けている今、挨拶の仕方をもう少し工夫する必要がありますね。 
校長先生はマスクをしているときには、いつもより少し大きめの声で挨拶するようにしています。
また、少し離れた人と挨拶をする時には、ちょっと手を挙げるようにしています。

皆さんもちょっと工夫してみましょう。例えば、

・少し大きめの声を出す。
・声だけでなく、お辞儀をしっかりとする。
・顔を相手に向ける
・立ち止まって体を相手に向ける。


いろいろな方法があるよね。
どれも気を付けてやってみいれば、とても簡単なことですね。
そのちょっと簡単な工夫に気を付けるだけで、挨拶はしっかりと相手に届くと思います。

挨拶は言ったか言わなかったかではないです。
相手に届いたか届かなかったかだと思います。
相手の気持ちまで考えて挨拶ができる子が、本当の挨拶名人なのだと思います。

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