日常生活で私たちは、多かれ少なかれ周囲の人に迷惑をかけています。
また、譲りあっています。
そんなときに「すみません」という一言があると、お互いに安心した気持ちになれます。
「おはようございます」「こんにちは」だけが挨拶ではありません。
そんなことを全校朝会で話しました。
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皆さんが自転車でどこかへ行こうとしているとします。
前に人が歩いていて、その前には行けなかったとします。
そんなとき、皆さんなら、どうしますか?
手を挙げて下さい。
(1) ベルを鳴らして、どいてもらう。
(2) ブレーキやペダルの音を立てて気づいてもらい、どいてもらう。
(3) あきらめる。
何番の方法でもよいのだと思います。
しかし、忘れてはいけない大切なことがあります。
それは、(1)や(2)のように、前を歩いている人が、道を開けてくれたら、「すみません」と一言ごあいさつをすることです。
もし、黙って自転車で通り過ぎて行ったらどうでしょう?
きっと、自転車を運転している人に対して、相手はイラッとするでしょうね。
映画館や野球場、サッカー場などで自分の席に行く時も同じです。
座っている人のひざの前は狭いですよね。
でも、そこを通りたいときに、「すみません」と言うと、グッとひざを引いて通してくれますよね。
「おはようございます」や「こんにちは」だけでなく、「すみません」や「ごめんなさい」や「ありがとうございます」もごあいさつです。
気持ちが相手に伝わると、相手は安心します。
そして、優しくしてくれるものです。
そんなあいさつの言葉を上手に使って、安心と優しさにあふれた毎日にしたいですね。
そうしたあいさつの言葉も使える子が、本当の挨拶名人ですよ。
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