【もっと大事にしたい】学校における儀式的行事

学校運営

入学式、卒業式、始業式、終業式。
学校には多様な儀式的行事があります。
そのような機会を生かして育める力があります。
学校生活における独特なイベントである儀式的行事の意義を改めて考えます。

節目を認識する

人は人生の節目で思い出を整理したり、次の目標を心に決めたりして生きています。
成長の自覚や未来への決意は、人生を豊かなものにします。
学校生活には学期や学年、入学や卒業などの分かりやすい節目があります。
その瞬間瞬間を成長につなげることはとても意味のあることです。

規律と礼儀のある振る舞いを学ぶ

自分の成人式、入社式では大人としての振舞いが求められます。
結婚式や葬儀に参加するときには、その場にふさわしい行動ができないと失礼です。
また、親としてきちんと我が子のお宮参りや七五三などを整えてあげたいです。
人生の様々な場面で求められる礼節と行動を、学校生活の中で繰り返し育みたいです。

帰属意識を醸成する

入学式に参加する子は「1年生になるんだ」とワクワクした思いで学校に上がります。
新年度の始業式では、皆で1つ上の学年に進級した喜びを共有します。
卒業式を経験して、改めて同学年の子どもたちは同窓生としての連帯を自覚します。
自分たちは独りぼっちではない。
いつでも仲間がいることが、心の安心と自信につながっていきます。

まとめ

いい姿勢。きちんとしたお辞儀。堅苦しい行事は嫌いという人も多いです。
しかし、儀式的行事を通して育つ態度やマナーや情操があります。
1つ1つの儀式的行事の前に、どのような心構えで、どういう振る舞いに心がけるかをしっかりと指導して臨ませたいです。

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