【保護者必見】進学塾に通う子の「学校でのたしなみ」

子育て

進学塾に通う子どもが、上から目線の態度で授業に臨むことは避けたいです。
先のことを知っていても偉いわけではありません。
進学塾に通っていた我が子によく言い聞かせた「学校でのたしなみ」を紹介します。

学校の宿題が優先

進学塾の宿題は難しくて大量です。
こなしきれないときには、「塾の宿題はできたところまででいい」というルールにしました。
学校の宿題を優先的にやらせました。
親が「簡単な学校の宿題などやらなくていい」と言ってしまったら、子どもが学校の学習を見下します。
それは、絶対に避けなくてはいけません。
我が子の場合、帰宅直後、学校の後の学童、朝イチなどの「隙間時間」を見つけて、集中して学校の宿題を済ませていました。
そんなふうにマルチタスクを要領よくこなせる力を育てることも大切です。

学校で一番を競うな

学校では基礎計算に習熟するためのプリントなどに取り組みます。
先を学習しているのだから、友達よりも早く終わります。
一番に提出して優越感に浸りたくなります。
でも、次のように言い聞かせました。
「早くできても何も偉くない。むしろ、基礎計算は1つも間違えないようにじっくりやりなさい。よく見直して、2番目か3番目に提出するぐらいがちょうどよい」

友達の意見をよく聞いてから意見を述べよ

学校では考えを交流し合う学習がメインです。
そこで、先を知っている子がいきなり結論を述べたらドッチラケです。
だからと言って、話し合いに参加しないような態度も問題です。
次を心がけるように言いました。
〇誰もが理解できるように分かりやすく意見を言う 
〇皆が気づいていない考えを言う 
〇皆の意見をまとめるような意見を言う

困っている子を助けよ

頑張っているけどできない子、間違いに気づいていない子に優しく接することを心がけさせました。
自分だけができればいいわけではありません。
人の役に立つように自分の力を発揮させます。

まとめ

学校はいろいろな友達と力を合わせて学ぶ場です。
進学塾に通っている子にとっても、人として学ぶべきことはたくさんあります。
自分が友達よりできることに優越感を味わっているだけではダメです。
進学塾に通う子には、親がそこをしっかりと分からせるべきです。
友達の意見に耳を傾けて、集団に寄与するように自分の力を発揮させます。
将来に必要な資質・能力はそれではないでしょうか。

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